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18Cウィーンの可愛い小さなポットです。高さは花の取っ手を入れても9cmしかありません。
誰がどんなときに使ったのでしょうか?
コンディションもまったく問題なく、欠けもニュウもなく金彩の剥げも殆どありません。もしかしたら使われずに飾られていたのかもしれませんね。
コレクターのものでしたから大事に大事にされて今まで来たのでしょう。
これからは私が大事にしなければと思います、ウィーンの小公女ポットです。
私の場合ですが、物をとうして時代を考えるのが好きでして、フィギュアなどは各時代の当時としては最先端であろう、ファッション、感性、あるいは懐古趣味など一つの作品からその時代を考えさせる要素が様々あり、そこが私にとって大きな魅力なのです。
また、各デザイナーのセンス、またそれを支える職人たちの違い(同作品でも絵付けなどでもうまい、下手があったり)など考えさせられることが多く面白いですね。
ジョージ3世(1760〜1819年)、1800年ポットスタンド付きティーポット
メーカー:JE(John Emes)
やっと巡り会えた満足の行くジョージアンのティーポットです。
ジョージ3世のネオクラッシックのコーヒーセットは持っているのですが、どうしても良いティーポットが欲しく長い間探していました。が、コンディションに問題があったり、ポットスタンドがなかったり、つまみとハンドル、どちらかがオリジナルではなかったり・・・・・
これは画像で一目みて気品に圧倒され、心に引っ掛かる瑕疵が何もなく、とうとう購入してしまいました。
特筆すべきはこのJohn Emesの工房は有名ではありますが、評価的には必ずしも高いものでは無いのですが(平凡な工房と評されています)、このポットに関しては他のJohn Emesのものに比べて格段に飾り彫りも細部の仕上げが良かったことです。
工房名やブランドよりもやはりそのもの自体の出来がいかに大切か思い知りました。
この細部まで行き届いた細工が画像からも滲み出た品格だったのでしょう。
まさしく淑女のようなポットでした!
これは18C後半のウィーンのコーヒーカン6客セットです。
ウィーンの6客セット、完品はなかなか手に入らないので即決しました。
画像ではつるっとした感じに見えますが、実際はもっとしっとりとした肌合いの品の良いものです。ウィーンの令嬢と名付け、一緒に紹介して頂いた淑女ポットと合わせて使えば、英国のおばさまを取り囲むウィーンの令嬢達という構図になり、素敵なティータイムになりそうではありませんか?
骨董市なるものに初めて行き、清水の舞台から飛び降りるような気持ちでエイッと買ってしまったRosenthalのTea setです。
和洋を問わず陶磁器が好きで、食器棚にあふれるほど日常雑器を置いていますが、さほど高価なものではなく、骨董などは素人なのですが、ふと出掛けた骨董市で、燦然と輝く銀巻きの磁器に一目ぼれ。
1945年といえば第2次世界大戦が終ったばかりの頃、なのにこんな華麗な器が作成され世に出回っていたなんて、ヨーロッパの生活水準の高さを感じます。
また、このTea setがロンドンで購入される前には、ヨーロッパのどこの街をどんなふうにして移動していたのだろう、と想像を掻き立てられるのもAntiqueの楽しさなのだと気がつきました。
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このチェルシーダービーは、何年か前にチェルシーダービーのコレクターが亡くなったか、処分されたかで英国市場にチェルシーダービーの逸品が出回った時に運良く手にいれました
このパターンはウースターや他の窯、また19Cになっても造られていますが、これほど手の込んだ物は見たことがありませんし、チェルシーダービーの素地の暖かさが大好きですので大事にしています
お皿の裏の花の絵に惚れました!!
マイセンの古染め付けのティーキャディと小皿です。
まったく偶然に同柄が殆ど同時期に手に入りました、アンティークの縁は不思議ですね。
ティーキャディの方は1735年前後、蓋があるのが素晴らしいとKOSMOSさんに褒められました???
小皿のほうは、マークからそれより少し後の1750年前後かと思います。
はじめは同年代かと思いましたが2つ目の前に並べて見ると、確かに小皿のがつるっとした印象を受けます。この辺りになると難しいですねえ、年代の特定は・・・・・ちがっていたらごめんなさい。
でも古い染め付けのものは、大好きです、何だか心が落ちつきます。
僕が一目惚れしたのが、この「Pierrette(Anita Berber)」と「Woman drinking」の二体です。
前知識も何も無く、これを見た瞬間、素直に「良い」、「素晴らしい」といった感情が湧きました。
前者は健康的な女性で(淋しそうな一面も感じますが…)、特に脚の線が綺麗です。
後者は女性の体の線、特に後ろから見たときの線は美しすぎるくらい綺麗ですね。
そうした印象のもとに、入手することになりました。
ローゼンタールということで集めて行くのか、またはローゼンタールでも作家で集めて行くのか、まだまだ初心者ですので、そうした方向性といったものさえ明確になっていませんが、いずれにしても、これから長く接して行くことになることだけは確かです。
しばらく前にeBayで入手したものです。 金彩の上に描かれた花柄、その金彩の中にも画像では見れませんが細かい模様が描きこまれています。青地は均一ではなく、ほんの少しマーブルがかっています。 Sellerさんは「Minton?」とのことでしたが、今もって何なのかわかりません。 イギリスで流行したロンドンシェイプのハンドルですが大陸系のものの感じがします。 年代は1815〜1830年でしょうか。
サイズはカップ高径 2 5/8インチ
カップのマークは青の一本線と金で何かのサインがあり、画像では見えませんがMかWと75と思われる刻印があります。
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最近手に入れた、マイセンのセットです。 年代は1800年中ごろだと思います。 価値がよくわからないので、詳しくご存知のかたおしえてください。 でも、一目見てきにいってしまいました。 ポットの注ぎ口がかわいいです。
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ツヤの抜け方から、100年以上たっていると思いますが、細工があまりに美しかったので以前に購入したものです。 上下左右の模様や色がやや異なっているところも面白いと思います。 (16.9 X 16.9cm)
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